お二人目は都内で開業されている44才の税理士・瀧田雅義様でございます
今まであまりスーツには興味がなかった瀧田様。しかし40歳の時に独立開業されたのを機に服装にも気を遣われるようになったそうです。ただ何を選べば良いのかも分からず様々なブランドを着比べたりしたもののどうもしっくりせずブランドセレクトにも少々嫌気がさしていたそうです。「オーダースーツまではちょっと」と考えていらっしゃったそうですが物は試しとゼニアのオーダースーツを着用されてからは感性が刺激され明らかにビジネスにも好影響が出ているそうです。自分に自信が持てるようになるゼニアの魅力を伺いました。
私は職業柄からか人は絶対的な価格の安さではなく価値に向かって行動しているのだと考えています。実際価格をディスカウントするのではなくパフォーマンスを上げることにより価値がどんどん大きくなる事例を目の当たりにすることも多く、その意味では既知の価値がディスカウントであるとすれば未知の価値は動機付けと言えなくもありません。柴田さんはこの動機付けが上手ですね。
ホームページを拝見し、つい私も感性が刺激され「欲しい!」という衝動にかられてしまいました。特に社会全体が求めているものがモノの豊かさではなく心の豊かさであるという考えには共感を覚えます。こうなると脳の働きが高次元処理されて後には引けなくなります(笑)。
豊かさとは必需品の割合が減ることであり皆エモーショナルな部分でコミットメントしたがっているのではないでしょうか。立地も地方ですがコミュニティをうまく築いて居心地の良いサロンのような形態を目指しているようですし、品揃えも豊富かと言われれば確かに豊富ですがそれよりも自分が販売するべきだと考えている商品を提案してくれる印象です。
自社物件のためか家賃や人件費、宣伝費等の販管費はローコストのようですがそれよりもおもてなしを大切にしているようでマニュアル的なものは一切なく感性で接してきてくれます。
スーツに対する愛情も深く(ご本人は大学の講義よりも洋服学校の実習に力を入れていたとか)、私が表現するとすれば「喜びを販売するショップ」ということになります。
どうも柴田さんは商品ではなく人にフォーカスしてビジネスを展開されているようです。
とても良いショップだと思いますよ。私もお勧めします。
瀧田様ありがとうございました。なんだかワタクシ分析されているような・・・。でも根本はシンプルで社会規範を守り卑怯なことはせず真っ直ぐに仕事に取り組むという気持ちで日々を過ごしているだけなのでございます。
さてそれでは瀧田様とワタクシの一問一答でございます。
今まで着用されていたスーツはどうやってセレクトされていましたか?
これまでのスーツはブランドの名前を見て<このブランドなら品質も間違いないだろう>とか<デザインやスタイルが好みに合っている>とかそういう理由で選んでいました。今考えると根拠のない選び方でしたね。
そうですか。でもそういうセレクトをされている方は多いと思います。だってクオリティの基準をお持ちではないのが普通でございますからね。それでは実際にゼニアを着用されてみて違いは分かりましたか?
とても良く理解できました。私はトロフェオを好んで仕立ててもらっていますが見本のスーツというのでしょうか店内に飾ってあるトロフェオは試着後明らかな違いをすぐに実感させてくれます。失礼な言い方かもしれませんがスタッフの方々の説明は一切不要なほどです。実際柴田さんもあまり説明されずすぐに着てみますかというようなことを言っていましたよね。確信犯ですね。(笑) 今では百貨店などの平場でディスプレイしてあるスーツも袖先を触るだけで何となく素材の良し悪しがわかるようになりました。
ふふふ・・・。トロフェオをお召頂いている方は皆様異口同音に同じことをおっしゃいます。ところで瀧田様はトロフェオ以外にもクインデッチ・エレクタ・トラベラー・クールエフェクト等様々なレーベルをお召頂いておりますがその他のレーベルについてはいかかですか?
もちろん他も全て良いですよ。(笑) それぞれ特徴がありますからね。私もどれが自分のベストチョイスなのか確かめてみたかったのでいろいろ仕立ててもらいましたが、クインデッチミルミルはトロフェオ同様普段着ています。ハリと言うんでしょうか生地がしっかりしているので着やすいですよ。またこの間の北海道出張の際はトラベラーが重宝しましたし、今年の夏は透けるほど薄いクールエフェクトに随分助けられました。これからの寒い季節はエレクタが活躍しそうですね。TPOに応じて使い分けています。
いろいろお仕立て頂いてありがとうございます。でもここのところトロフェオばかりの気もするのですが・・・
・・・。まあトロフェオが一番好きなんでしょうね。(苦笑)
正直顧問先の皆さんにも褒められるんですよ。<先生。さすがに良いスーツ着てますね>って!
やっぱり!そうだと思いました。トロフェオのツヤに魅了される人は多いんです!ところでそもそもなぜ既製品ばかりだったのにオーダースーツをお考えになったのですか?
プライスでしょうか(笑)。既製品のゼニアより安かったので・・・(笑)。というのは冗談でホームページを拝見しているうち不安がなくなったというのが本音です。やはり自分のスーツを仕立ててもらう方の人柄や考え方が理解できたので。不安よりも楽しそうという思いの方が強くなったのが大きかったですね。これは大切なポイントだと思いますよ。
おっしゃる通りだと思います。楽しいからこそお仕立て頂けるのであってつまらなかったり面倒だったら仕立てたくなんかありませんよね。私もオーダーの仕事って同じものを作るわけではないので時には大変だなと感じることもありますが、総じて楽しさの比率の方がグッと高いのだと思います。皆様がお仕立て上るまでの日々をワクワクお待ちになられていると考えますと余計にやる気も出てまいります。
良いですね!その考え方。自分の仕事が好きで持つべきプライドを持ってやっている方に仕立ててもらえるのは顧客の立場からすると喜ばしいことです。これからもよろしくお願いします。
こちらこそ宜しくお願い致します。細く長くお付き合い頂けますよう頑張らせて頂きます。本日はどうもありがとうございました。