SHIRT | ゼニア　カノニコ　オーダースーツのバルコン入間店

スーツの顔ともいえるVゾーンは視線を集めやすい部分です。スーツはビシッと決まっているのに何かもの足りない。それはシャツのセレクトが合っていないからかもしれません。シャツにもスーツ同様「格」があります。生地の光沢・見た目のしなやかさ・衿型・ディティールなど多岐に渡りますがここでは私共での人気の傾向を少しだけ掲載させて頂きます。まずは最も気になる『衿型』からでございます。

【レギュラー】　最近はセミワイドがスタンダードになりつつありますが本来最もベーシックな衿型でございます。タイはプレーンノットなどノットがあまり大きくなり過ぎない方が良いかもしれません。

【セミワイド】　現在正統派の着こなしはこのセミワイドのドレスシャツがふさわしいかもしれません。衿の開きは120度位で基本的にはタイドアップがお勧めでございますがノータイ時でも衿は意外と飛び出しにくいです。

【ホリゾンタル】　ワイドスプレッドの一種でございますが衿の開く角度が180度近くになります。本来フォーマル用の衿ですがタイドアップでもノータイでも合わせられるため汎用性が高いです。

【ボタンダウン】　スポーツウエアが由来のためかスポーティな印象がございます。ブルックスブラザーズが元祖と言われていますね。襟元がだらしなく広がらないのでノータイにも適しております。

他にもドゥエボットーニ・マイター・スタンド・ショート・ロング・ピンホール・タブ・ラウンドetcがございますが現在私共では上記の4つのカラーをセレクトされる方が多いです。

続きましては『素材』でございます。シワに強い「ﾎﾟﾘｴｽﾃﾙ50％&コットン50％」の混紡素材と人気の「コットン100%」とがございます。混紡素材にはノーアイロンの形態安定タイプもございますのでご家庭でシャツを洗われる方にも喜ばれております。またコットン100％でございますと国産に加えイタリアの一流ブランド「カンクリーニ」と英国王室御用達ブランド「トーマスメイソン」もご用意致しております。私共では特にトーマスメイソンが一番人気でございまして専門のサンプルブックで豊富に見本生地をご用意させて頂いております。カラーや柄もブランドのサンプルブックで豊富にご用意させて頂いておりますため、ビジネス用はもちろんのことカジュアル用にショートレングスでお仕立て頂く方も多いです。やはり一度着てしまいますとあまりのクオリティの高さから通常のカジュアルシャツでは着にくく感じてしまうのだと思われます。

次に『オプション』でございますが、たくさんあるオプションの中でも特に人気のオプションは2つでございます。1つ目がボタンでございます。シェル(蝶貝)が一番人気でホワイト・ブラウン・ブラックとご用意がございます。他カラーボタンもブルー・レッド・グリーン・グレーetc多数のご用意がございます。そして2つ目の人気オプションがネーム刺繍でございます。ローマ字筆記体やイニシャルでシルクの糸を使い刺繍するのですが、入れる位置が左カフス・左腕・胸ポケットと3か所ございます。私共では左カフスに斜めに入れる方が9割以上を占めますがやはりここが一番オシャレだからなのだと思います。また刺繍糸のカラーも22色ほどご用意致しておりますが最近は生地と同色、例えば白いシャツ生地に白いシルク糸で刺繍される方が多いのも私共の特徴でございます。仰々しくなくよく見ますとネームが入っておりますので周囲の方に気付かれますと「オシャレだね」とか「ステキ！」と言ってもらえることが多いようでございます。大人の男の余裕を感じさせます。