NEWSLETTER 毎月1回封書でお送りしているDMからの抜粋です

2021年3月のニュースレターからの抜粋(一部書き換えております)

梅の花が見頃を迎えております。朝夕はまだまだ冷え込みますが皆様体調にお変わりはございませんでしょうか。3月は巣立ちの季節です。明るく希望に満ちた未来へ羽ばたいていく子供たちをたくさんの祝福で包んであげたいと思います。私は早朝ジョギングを始めて今月で丸2年が経ちました。相変わらず全く痩せる気配はございませんが、たまには自分で自分を祝福しようかな…。

 

私共のお得意様には極めて優秀な方も少なくありません(雲の上の方も…)。とても側に寄れないと思う一方で居心地が良く、もっとご教示頂きたいと感じることも度々です。含蓄のあるお言葉やお話を拝聴しておりますと、ついつい仕事ということを忘れ気持ちが浮ついてしまうことも…。本来お話を伺うなんて畏れ多い、いずれは見限られる身だとは分かってはおりますが、それでも今日はどんなお話を伺えるのだろうと期待してしまいます。

 

「この恵まれた状況は一時のもの」「せめて人として誠実であろう」と普段から勘違いしないよう心掛けておりますが、元来社交的なたちではなく一人で静かに過ごすことが好きなためか、ご案内後は不甲斐ない自分が嫌になることもございます。現実の厳しさの中で苦労する喜びは身に付いたのかもしれませんが、社交性を身に付けることは難しいのかな…。今後も自分にできること、ご提案したり、採寸したりの一つ一つを、心を込めて行ってまいりたいと思います。

 

ところでそのご新規の方々から最近度々ご指摘(?)を頂くことがございます。それはこのお便りの言葉遣いとWEBサイトの表現、そして実際の接客時の話し方のギャップの大きさでございます…。以前弁明(?)させて頂きましたが、このお便りでの二重敬語や謙譲語の多用は意図的でございます。過去にシンプルな文章で書かせて頂いていた頃、「偉そうに」というご指摘を度々賜っておりましたためトラウマになっているのかも…。先日も「させて頂くは誤用では?」とのご指摘を頂きましたが、仰る通りでございまして本来は「しております」で十分だと思います。ただそう書くと偉そうになるので・・・💧。その反動から接客時に敬語が少ないのかな?そういえば先日WEBサイトをご覧頂きご来店された方から真顔で「ご本人ですよね?」と言われてしまいました…。一応本人でございます・・・💦

 

そもそも私は皆様のような教養もなく育ちも良くないので、本来皆様へご案内させて頂くに相応しい人間ではないということは重々承知しております。世間の狭い暮らしをしており、運とタイミングだけで生きておりますが、なぜかいつも人にだけは恵まれております。自省の意も込めて今後は口の利き方と不遜な態度を改めるように努めてまいりたいと思います。

 

若い頃は話せない自分に悩みました。話上手の方を見ては傷つき、自分は人と接する仕事には向いていないなぁと落ち込みました。しかし内気ということは自分の個性であり、話せないのなら相手の話をよく聞き何を考えておられるのかをしっかり把握するよう心掛けました。そんなことを繰り返しているうちにいつしか少しは話せるようになったのかもしれません。上手く話せなくても懸命な姿は相手に伝わるのだと思います。

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