NEWSLETTER 毎月1回封書でお送りしているDMからの抜粋です

2020年5月のニュースレターからの抜粋(一部書き換えております)

ただ年齢を重ねることと人間性が高まることは決してイコールではないのだとも思います。どうも私は水平感覚が強いようでございましてもっと垂直感覚も身につけるべきとのご教示も時々頂いているからです・・・。ただこれでも偽りの垂直感覚は持たないようには心掛けております。例えば皆様へのご提案の際「買って貰えれば何でもいいや」と表面上丁寧にご案内して、実際心の中ではけなしているというのでは何より自分の心が一番汚れると思うからです。確かに私皆様に不遜な態度をとりますし口の利き方もまるでなっていないと自覚致しておりますが(スミマセン💧)、心の深い部分と申しますか方向性には嘘偽りがないと申し上げられます。現代は多様性が評価される時代でございますので、私の身勝手さも何卒お許し頂けますと幸いでございます(これも身勝手な言い分でございますね・・・💦)。

 

私共ではダーツを入れ背中の余分な膨らみを抑えることによりスリムに見えるシャツをお仕立てするのが得意でございます。「これがシャツの本当のシルエットなのか!」と驚かれる方もいらっしゃいます。最近の私共のシャツのフォルムは鳥肌ものでございます。 たくさんの箇所を採寸し適切なゆとり量を加えた後、背中にダーツを入れてシェイプします。毛先を丹念にカットしたクリアカットの素材でございますと深みのある光沢感で満足度も倍増。何度着ても肌が粟立つ感動の一枚のお仕上がりでございます。また上質な国産生地ですと密度が高く生地にハリコシがございますため、着心地・耐久性とも申し分ございません。シャツメーカーの素材に込めた思いや開発までの苦労、ようやくたどり着いた商品の肝などお伝えしたいことがたくさんございますのが私共の国産シャツなのでございます。

 

今月号ではなぜトーマスメイソンが必要なのかという経済合理的な理由や、他ブランドと比べてどんな点が優れているのかというメッセージをお伝えしたいと存じます。良いシャツを着用しておりますと多くの場合褒められます。ポジティブなイメージを持たれることも多々ございます。一方節約したつもりでヨレヨレのシャツを着ておりますメリットはあまり思い浮かびません。冷静な確率とコスト計算をしてみますと長い時間軸で見た場合どちらが得なのかは一目瞭然なのだと思いますが、高いのもだと「後悔したくない」という意識が働いて、安いものだと「失敗しても構わない」というのがコンセンサスとして出来上がっているのかなと感じます。  (中略)    そういう意味ではトーマスメイソンは良いものを作ったらこの価格になったというのが真相かもしれません。もちろん無駄を省く努力は十分にしていると思われますが、その価値をご理解下さる方が多いからこそおかげ様でこれだけお仕立て頂けているのかなと思います。まだ稀にご新規の方に誰でも聞いたことがあるようなブランドのシャツをご持参頂くこともございますが、ブランド名とその商品が良いかどうかは何の関係もありません。つまりブランド名が本来の商品の品質を判断するに足る情報とは思えないのでございます。実際私共でお仕立て頂きましたトーマスメイソンと着比べて頂きあまりの違いに驚かれる方もいらっしゃいます。

 

おかげ様で 先月より私共ではジャケットだけでなくスーツとしてもご着用頂ける「セットアップ」が大変人気でございます。ジャケット生地でパンツも一緒にお仕立て頂くのでございます。元々私共では得意なご提案でございましたが、今シーズン「ジャージー素材」をご提案させて頂きましてからはセットアップ比率は6割以上あろうかと思われます。 スタイルやお仕立て方法、ボタンや裏地のコーディネートの仕方によりスーツとしても ジャケットとしても違和感なくご着用頂けます。恐縮ではございますが私共のリソースも捨てたものではないのかもしれません。セットアップ未体験の方もぜひこの機会にご検討賜りますと幸いでございます。

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